テレワーク ストレス

2021. 5. 19 働き方

テレワークのストレスが限界な人へ!ストレス解消の秘訣を公開!

「テレワークで自由な働き方が遂に現実に...!」と思った矢先。実はテレワークによるストレス被害も増えてきています。本記事では、テレワークでストレスを感じる原因とその対策を個人、企業2つの側面から解説。

2020年から急速に増え始めたテレワーク。
最初は「通勤や会議が減ってラクできそう」と思っていたのが、「実際にリモートで仕事を始めてみたら意外としんどい…」と感じている人も少なくありません。
一見、自由で効率よく仕事ができそうな働き方なのに、なぜストレスが溜まってしまうのでしょうか?
本記事ではテレワークのストレス原因を調査し、その解消法や会社側がすべきメンタルヘルスケアについて紹介します。
手軽にできるストレス解消法もたくさんあるので、働き方が変わったことによってメンタル不調に悩んでいる方は参考にしてみてくださいね。

テレワークでストレスがもう限界!いつまで続く?

2018年に「働き方改革関連法」が成立した上に、その後新型コロナウイルス感染症対策もあり、テレワークを導入する企業が一気に増えましたよね。
早めにテレワーク導入の準備をしていた会社ならまだしも、緊急事態宣言などを受けて半強制的にリモートでの仕事がスタートした方も多いのではないでしょうか?
テレワークは未来の働き方として注目されているため、規模はどうあれ今後も続くことが予想されます
このような急激な働き方の変化でストレス限界を感じている方でも、自分に合った解消法を取り入れることでイライラやメンタル不調を軽減できます。

内閣府のSociety 5.0によりIoT化が加速

現在、内閣府が提唱しているSociety 5.0(第5期科学技術基本計画)では、ITやIoTで人々の生活をより豊かにする「超スマート社会」を目指しています。
コロナが猛威を振るう以前から、会社業務のデジタル化が求められており、それに伴って仕事がオフィス以外でもできるようになってきました。
コロナが落ち着いた後も、政府としては国内企業の業務デジタル化を推進していくため、私たちは長期的に新しい働き方に適応していかなければいけません。
つまり、今後ますます変化していく環境の中で、ストレスの原因と適切な対処法を知っておく必要があるということですね。

テレワークでストレスが溜まるのはこの7つが原因!

テレワークでストレスが溜まる原因7つ
テレワークやリモートワークと聞くと、自宅やカフェなどのコワーキングスペースで自由に仕事ができるイメージですが、なぜストレスを溜めてしまう人が多いのでしょうか?
その原因は大きく分けて次の7つです。

・先の見えない不安感
・コミュニケーション不足による孤独感
・オンオフの切り替えが難しい
・張り合いが無くモチベーションが湧かない
・気分転換やリフレッシュができない
・仕事が思うように進まず焦る
・目に見える成果を出すために長時間仕事してしまう

先の見えない不安感

突然テレワークが始まって働き方が変わったことで、先が見えず「いつまでこの状況なんだろう」「これからどうなるんだろう」と漠然とした不安を感じる人も多いようです。
環境の変化や先の見通せない不安感は、気付かないうちに大きなストレスになってしまいます。
※参照元:JAICO (一般社団法人 日本産業カウンセラー協会)

コミュニケーション不足による孤独感

コミュニケーション不足による孤独感
テレワークでストレスが溜まってしまう大きな要因は、1人で仕事をするという孤独感です。
会社やオフィスにいる時は、同僚や上司・部下・取引先の人などと何気ない会話ができていたのが、在宅勤務になるとチャットやメールで必要最低限のやり取りしかしなくなります。
特に1人暮らしのビジネスマンは、自宅で家族と会話をすることもないので、人とのコミュニケーション不足による寂しさや孤独感を感じやすいでしょう。

オンオフの切り替えが難しい

自宅という生活空間で仕事をすることに慣れていない人にとっては、職場で作業する時のようにうまく仕事モードに切り替えられないこともストレスになります。
家族と同居していたり小さいお子さんがいたりすると、プライベートと仕事のオンオフを完全に切り離すのは難しいため、作業効率が落ちてしまいます。

張り合いが無くモチベーションが湧かない

職場にいると上司や同僚と一緒に働くため、良い意味で張り合いがあり、やる気やモチベーションにつながります。
テレワークの場合、監督者がいないため自分自身でやる気を奮い起こさなければいけません。仕事への張り合いが感じられないと、無力感や自信喪失からストレスにつながる可能性があります。

気分転換やリフレッシュができない

気分転換やリフレッシュができない
徒歩や自転車での通勤が気分転換になっていた人にとっては、出社する必要がなくなり生活リズムが変わるため、新しいストレス解消法を見つけなければいけません。
また、職場での同僚とのおしゃべりや昼休みのランチなどでリフレッシュできていた人は、自宅からのリモートワークではその楽しみがなくなり、ストレスを感じてしまいます。

仕事が思うように進まず焦る

テレワークではいつもと仕事の流れも変わり、自分で計画を立てて業務を進めていかなければいけません。一日の流れを決めても、思うように作業が進まないとイライラしたり自己嫌悪に陥ったりする可能性があります。

目に見える成果を出すために長時間仕事してしまう

仕事が思うように進められないと、やるべき業務を終わらせるために夜中まで仕事してしまう人もいるでしょう。テレワークは好きな時間に仕事ができる反面、ダラダラと一日中仕事してしまって結果的に疲れてストレスを溜めることにもつながります。

このように、一見ラクそうに見えるテレワークですが、知らず知らずのうちにストレスが溜まっているかもしれないので、注意が必要です。

テレワークのストレスを解消する方法はこの8つ

テレワークのストレスを解消する方法8つ
そんなテレワークのストレスを解消するために、皆どのような工夫をしているのでしょうか?
ここでは、すぐに真似できそうなストレス解消法を8つご紹介します。

・集中して仕事できる作業空間づくりを工夫する
・集中力が必要な仕事は朝一におこなう
・チャットやメールでコミュニケーションをとる
・ビデオ通話やオンライン通話で雑談する
・生活リズムを整えて体調管理する
・散歩や軽い運動をする
・しっかり睡眠をとる
・時間を決めて仕事し、結果を出そうと無理しない

集中して仕事できる作業空間づくりを工夫する

テレワーク中のストレスを防止&解消するためにまずやっておきたいのが、仕事を集中しておこなうための環境を整えることです。
思うように仕事が進まず、仕事モードに切り替えられないのは作業空間のせいかもしれません。まずは自分が快適に集中して過ごせるように、長時間作業しても疲れない机や椅子を用意したり、デスク周りに余計なものを置かないようにしたりするなどしてみましょう。

集中力が必要な仕事は朝一におこなう

仕事のできるビジネスパーソンは、最も重要で頭を使う仕事を朝一におこなっている人が多いです。
雑務やメールの返信など簡単な作業は後半にもっていき、優先順位の高い仕事は一番集中力のある朝一に片付けるようにすると、達成感ややりがいも感じられてストレス軽減できます。

チャットやメールでコミュニケーションをとる

テレワークのストレスについてのアンケート調査で、テレワーク中に雑談をするかしないかでストレスの感じ方に違いがあることが分かっています。
チャットやメールで雑談をした人の方が、まったく雑談しなかった人よりも約14%ストレスを解消できていると答えています。

テレワークのストレスに及ぼす雑談の有無の影響

https://www.recruit.co.jp/newsroom/recruitcareer/news/20210122_02gis1f.pdf


※画像引用元:株式会社リクルートキャリア – 全国の20~60代の新型コロナウイルス禍でテレワークをするようになった就業者2,272名への仕事に関するアンケート

ビデオ通話やオンライン通話で雑談する

文章でのやり取り以上に、共同でプロジェクトを進めている連帯感や安心感を得られるのが、同僚や仲間とのビデオ通話・オンライン通話です。
相手の作業時間を奪わないように気を付けながら、時にはビデオ通話でストレス解消するのも1つの方法です。

生活リズムを整えて体調管理する

急なテレワーク導入によって生活リズムが変わると、どうしても疲れが溜まってしまいます。
疲れを溜めずにストレス耐性を付けるには、何よりも体調管理が重要です。
自宅での仕事の流れがつかめずにいる人は、まずは自分なりに一日のスケジュールを立てて、生活リズムを整えるように心がけましょう。

散歩や軽い運動をする

散歩や軽い運動でストレスを解消
普段から運動していない人にとっては、通勤が不要になると確実に運動不足になります。
人出の少ない早朝などに近所を散歩したり、軽くジョギングしたりするだけでも気分転換になるのでおすすめです。太陽の光を浴びて軽く体を動かすことで、自律神経を整え脳の働きも活性化されます。
緊急事態宣言などで不要不急の外出を控えなければいけない場合は、自宅でストレッチやヨガ・軽い筋トレするだけでも体内でエンドルフィンが分泌され、ストレスを和らげる効果が期待できます。
※参照元:医療法人社団 平成医会

しっかり睡眠をとる

朝一の集中力を高めるためにも、質の良い睡眠をとりたいところ。
ですが、テレワークで好きな時に仕事できる状況になると、日中ダラダラして夜仕事するなど、生活リズムが崩れがちです。
一日の前半に優先順位の高い仕事を片付け、適度な運動をしたりリラックスタイムを設けたりして、夜はしっかり睡眠をとるようにしましょう。

時間を決めて仕事し、結果を出そうと無理しない

リモートだとダラダラしがちな人とは逆に、目に見える成果を出すためにいつも以上に仕事をしすぎてしまう人もいます。
そんな頑張りすぎてしまうタイプの人は、無理に結果を出そうと頑張りすぎないように自分で調整することも必要です。

テレワークにおすすめのストレス解消グッズを紹介!

テレワークでストレスをためないためにおすすめのグッズ
テレワークで疲れが溜まりがちな人や、これからテレワークを始める人におすすめのストレス解消&予防グッズを紹介します。

ノイズキャンセリングイヤホンで集中力UP

仕事に集中しようと思っても、自宅にいるとオフィスとは違う生活音が聞こえてきて集中しづらいことも。緊張やストレス状態が続くと、さらに周囲の音に過敏になってしって悪循環になります。ノイズキャンセリングのイヤホンやワイヤレスイヤホンで周囲の音を遮断するだけで、自分だけの作業に没頭できるようになります。
※参照元:メディカルック

ノートパソコンスタンドで疲れ予防

ノートパソコンスタンドでストレス解消
長時間作業すると、猫背になったり姿勢が悪くなったりしがちです。ノートパソコンスタンドを使うと、自分の目線にパソコンの位置を調整できるので疲れにくくなります。

ストレッチポールで体をほぐす

座り姿勢で凝り固まった筋肉をほぐし、血流や酸素の巡りを良くするストレッチができるアイテムです。コンパクトで場所もとらないので、自宅セルフケアにおすすめです。

デカフェインコーヒーでリフレッシュ

コーヒーを飲むことで集中力がアップする方も多いと思いますが、つい飲みすぎるとカフェインの摂りすぎで不眠になる可能性も。いつものコーヒーをカフェインフリーに変えることで、その心配は軽減できます。

社員のストレス緩和のために会社側がすべき対応策

テレワークのストレス解消のために、会社側がすべき対応策
ここまで、ストレスへのセルフケアについて紹介してきましたが、すべてのストレスに自分1人で対処する必要はありません。
事業主や監督者側は労働者が安全・健康に働ける職場環境を整える義務があるため、次のような対策が求められます。(※参照元:厚生労働省 – 労働基準)

・オンライン面談など評価・相談の場を設ける
・ストレスチェックテストを実施する
・産業医を取り入れるなど、メンタルヘルスケアに取り組む

オンライン面談など評価・相談の場を設ける

テレワーカーが感じている不安感の理由の上位に「上司や同僚からの評価不安」があります。リモートでは業務の進捗を把握しづらいため、「仕事をしていないと思われていないか?」と心配になり、そのことが原因でストレスにつながります。
マネジメントしている上司の側としては定期的にオンライン面談をおこなうなどして、「評価されている」「相談できる場がある」という安心感を与えることが大切です。

※参照元:パーソナル総合研究所 – テレワークにおける不安感・孤独感に関する定量調査

ストレスチェックテストを実施する

2015年から、厚生労働省によって企業のストレスチェックテストが義務付けられました。
自分や周囲が気付かないうちにストレスを溜めてしまい、いつの間にか「テレワークうつ」のような状態になっているかもしれません。
そのようなメンタル不調を未然に防止するためにも、ストレスチェックテストを導入する会社は増えています。
※参照元:厚生労働省 – ストレスチェックテスト導入マニュアル

産業医を取り入れるなど、メンタルヘルスケアに取り組む

会社に産業医がいる場合は相談の窓口となりますが、小規模事業の場合は専門の医師がいないことも多いでしょう。
そのような時は、厚生労働省が推奨している「テレワークを行う労働者の安全衛生を確保するためのチェックリスト【事業者用】」を使用して、社員のメンタルヘルスケアに取り組むことも可能です。

会社側でこのようなストレス対策を打っていない場合や、テレワークのストレスを自分だけで解決するのが難しい場合は、無理せず専門医に相談しましょう。

まとめ:雑談や解消グッズでストレスをやわらげよう

ここまで、テレワークでのストレスが溜まる原因とその解消法について解説してきました。
つい頑張りすぎて無理をしがちなタイプの人は、知らず知らずのうちにメンタル不調になっているかもしれません。
テレワークでのストレスは主に「コミュニケーション不足」「孤独感や不安感」が原因なので、時にはチャットやオンライン通話で同僚と雑談をしたり、自分なりの息抜きをしたりしてストレスを溜め込みすぎないようにしましょう。
自分の中のストレス限界に達してしまう前に、会社の上司や産業医、相談しづらい場合は専門医に相談し、無理なくテレワークを続けていただければと思います。