テレワーク中に保育園を利用する従業員の不安とは?企業ができるフォローや注意点を解説

テレワーク中に保育園を利用する従業員の不安とは?企業ができるフォローや注意点を解説

子育て中の従業員はテレワークでの際にも子どもを保育園に入園させるケースが考えられます。そこで企業は保育園を使う従業員のことを考慮し、テレワーク環境やフォロー体制を整えることが大切です。
そこで今回は、テレワーク中に保育園を利用する従業員の不安や、その解決のために企業ができることを解説します。

テレワーク勤務でも保育園に入園できる?現状は?

テレワーク勤務は自宅で仕事をしているという状況を考慮され、「保育園の入園が認められないケースがある」という話があります。なぜ、テレワーク勤務だと保育園の利用が難しいのでしょうか。

テレワーク勤務でも保育園への入園は可能

まず前提として、テレワーク勤務でも保育園を利用することは可能です。保育園に応募して入園条件をクリアすれば入園を認めてもらえます。そのため、「テレワーク=保育園を利用できない」ということではありません。これは、フリーランスであっても同じです。
テレワークする従業員が保育園を使えるか悩んでいる場合には、まず近隣の保育園の情報を収集し、入園の条件を確認してみるようにアドバイスしてみましょう。

ただし、一般的な共働き世帯よりは入園が難しいことも

テレワーク勤務の人でも保育園の利用は可能ですが、一般的な共働き世帯よりも入園が難しくなる可能性はあります。入園を認めるかどうかは保育園次第であるため、「テレワークなら子どもの世話をしながら仕事ができる」と判断されれば、入園が後回しにされるケースも考えられます
特に入園希望者の多い保育園は子どもの世話するのがより難しい家庭を優先せざるを得ないため、テレワーク勤務をしていることが不利に働く場合もあるのです。

テレワークの普及によって入園しやすい保育園が増えている

確かに場合によってはテレワーク勤務だと保育園の利用が難しくなることがありますが、最近ではテレワークの人を対象に入園を認めるケースが増えています。テレワークだからといって働くことと育児の両立が簡単になるわけではないことが、理解されるようになったからです。
こうしたことから、地域によっては保育園の入園条件を見直し、積極的に受け入れる姿勢も見せています

<リモートワークで目標管理するならICTツールで業務プロセスもチェックを!リモート中の働きぶり・生産性を確認するなら『RemoLabo』で。>

テレワークの従業員が保育園を活用するメリット

 

テレワーク中の従業員が保育園を活用することには、さまざまなメリットがあります。仕事とプライベートの両面にメリットがあるため、積極的な利用を推奨することがポイントです。
以下では、テレワークの従業員が保育園を活用する主なメリットを解説します。

子育てと仕事が両立しやすくなる

テレワーク中に保育園を利用できれば、子育てと仕事が両立しやすくなります。そもそも、テレワークは仕事とプライベートを分けるのが難しく、企業にとっても課題となっていますから、そこに子育てが入ると仕事を効率よく進めるのはより困難となるでしょう。
その点、保育園に子どもを預けられれば、テレワーク中も従来と同じように仕事で成果を上げられる確率も高くなるでしょう。「保育園の時間で仕事を済ませる」という目標もできるため、モチベーションを高めて仕事に臨めることもあります
つまり、子育てと仕事の両方が中途半端になるような事態を防止できますから、子どものいる従業員にはなるべく保育園を使うように指導するのも一つの方法です。

保育園に子どもを預けている時間にサテライトオフィスなどを活用できる

テレワークでは自宅だけでなく、サテライトオフィスやカフェなどで仕事をすることも考えられます。子育て中にテレワークする場合、子どもの世話があるため外出は難しいですが、保育園に預けられれば、その時間帯は自由に働く場所を選べます。従業員が働きやすい場所で仕事ができれば、高い生産性に期待できるでしょう。

子どもに自由な時間を与えられる

保育園の利用は子どもに自由な時間を与えられるというメリットもあります。テレワークしながら子育てをする場合、安全面から目に見える範囲に子どもを置いておく必要がありますが、子どもからすれば自由に遊べない時間が続くため、ストレスが溜まってしまうのではないでしょうか。
保育園ならそのような制約がなくなるので自由に思い切り遊べますし、従業員も子どもの安全に気を取られず仕事ができ、集中して目の前の業務をこなせるでしょう

保育園を使っているテレワークの従業員が抱える不安

テレワークと保育園の併用にはメリットがある一方、まったく問題がないわけではありません。一見恵まれた労働環境であっても何かと不安が出てくるものです。企業や担当者は従業員が抱える不安を考慮し、ときには相談にのって不安の解消に努める必要があるでしょう。
以下では、保育園を使っているテレワークの従業員が抱えがちな不安について解説します。

きちんと仕事が評価されるか不安

テレワーク中の従業員は、仕事の内容がきちんと評価されるのか不安になるケースが多いようです。特に子育てをしている従業員の場合、保育園を利用していても、人事担当者がそのことを知っているか不安になり、人事評価に響くことを懸念するケースが考えられます。そのため、企業はテレワーク中の仕事をしっかりと把握するシステムを導入したり、人事評価の方法をテレワークに合わせた形に変えたりして、従業員の不安を払拭することが求められます。

育児と仕事を両立できるか不安

テレワークや保育園を利用しているか否かを問わず。子育て中の従業員は育児と仕事を両立できるか不安を覚えている人が多いです。「きちんと仕事をこなせるだろうか」「子どもに辛く当たってしまわないだろうか」と、マイナス思考になるケースも少なくありません。企業や担当者はそういった従業員の心理状況を考慮して、フォロー体制を構築することが重要です
気軽に相談できる窓口を設置したり、急遽仕事ができなくなったときの連絡先や対処法をマニュアル化したりと、あらゆる方向性での対策が検討されます。

出社勤務で保育園のお迎えに間に合うか不安

テレワークで仕事をしていても、ときには出社しなければならないケースもあります。
すると、場合によっては保育園へのお迎え時間に間に合わなくなる可能性も考えられますから、保育園と出社のスケジュールを調整するなど、環境に合わせた対応を取る必要があります。

保育園を利用する従業員にテレワークさせる際のポイント・注意点

保育園を使う従業員にテレワークで仕事を任せる際には、いくつかの注意点があります。事前にチェックすべき項目を洗い出し、安全でスムーズな環境を構築することが重要です。
以下では、保育園を使う従業員にテレワークをさせる際の注意点を解説します。

セキュリティ面の注意点を確認する

テレワークの課題としてよく挙げられるのがセキュリティ面の問題です。会社の情報を外に持ち出して仕事をするテレワークでは、しっかりとしたセキュリティ体制と従業員のITリテラシーがないと、さまざまなトラブルを招く恐れがあります。
保育園を使う従業員にもセキュリティ面の重要性を伝えて、情報はしっかりと管理するように指導しましょう。子どもがUSBなどのデバイスを持ち出してしまう可能性もゼロではないため、ほかのパターンとは異なる危険性を指摘することも大切です

子育ての悩みを抱えていないかフォローする

保育園を使う従業員であっても、子育てに関する悩みを抱えていないかフォローすることが重要です。仕事をしながら子育てをしていると、プライベートの時間がほとんどありません。そのため悩みや不安があっても、自分のなかに溜め込むしかなく、それが強いストレスの原因になる可能性もあります。
企業と担当者は子育て中の親が抱えるストレスの強さをきちんと理解し、カウンセリングなどのフォローを検討してみてはいかがでしょうか。優秀な人材の離職防止にもつながります。

保育園のイベントなどの事情を考慮する

保育園に子どもを預けている場合、イベントの準備などによって保護者の手が必要になるケースもあります。そういった場合には業務時間をずらす、有給を取得しやすい職場環境を作るなど、企業側で配慮することも重要です。子どもにとって保育園のイベントは親との絆を深めるための大切な時間ですから、子育ての重要性を尊重するためにも、従業員には積極的に参加を促すとよいでしょう。

定期的に満足度をチェックして環境改善に努める

保育園を使いつつテレワークしている従業員に対しては、定期的に働き方についての満足度をチェックすることもポイントです。企業から見て充実しているように思えても、実際にテレワークしている従業員からすると、数々の不満が募っている可能性があります。認識の齟齬が発生しないように、こまめに満足度のチェックを実施し、環境改善に努めましょう。

<リモートワーク・テレワーク中の勤務状況を瞬時に把握。社員のがんばりをしっかり評価できるICTツールとは?→詳細はこちらをチェック!>

まとめ

テレワークと子育てを両立するのは難しく、仕事に使う時間を確保できずに悩む人も多いです。そのためテレワークでの生産性を高めるには、子どもを保育園に預けることを推奨し、働きやすい環境を整備・サポートすることが重要です。子育てへの理解がある職場を構築することは、会社の将来への投資にもなるでしょう。

従業員がテレワークを申請する理由とは?会社が在宅勤務申請書に記載させるべき内容も解説!
リモートワーク導入後に生じる企業側・従業員側の課題と5つの解決方法
人事考課とは?注意点や手順などについてご紹介
RemoLabo
Remotework labo編集部
Remotework labo編集部
このライターの記事一覧

Remotework labo(リモートワークラボ)は株式会社アイ・ディ・エイチ運営の「リモートワークの可能性と未来を追求するメディア」 です。 私たちの使命は、多様な働き方の実現を目指す皆さんに「なるほど!」と思っていただけるメディアを目指して日々リモートワークに関するさまざまな情報を収集・分析し、有益な情報発信すること。 編集部メンバーもリモートで活動しながら、読者の皆さんと一緒にリモートワークがもたらす可能性と未来を考えていきます!

おすすめ記事

同じタグの記事を探す

リモートワークの関連記事