テレワーク 疲れる

2021. 4. 27 働き方

【テレワークの思わぬ罠】テレワークで疲れる原因から対策まで詳細解説!

通勤の必要がないテレワーク。会社員の負担が軽減されたように思われました。しかし、「テレワークの方が疲れる気がする」と疲れを感じてしまう人が多いようです。本記事ではそんな方に向けて、テレワーク疲れの原因と対策を紹介します。

昨今、新しいワークスタイルとして徐々に広がりを見せていたテレワーク。新型コロナウイルス感染予防対策としても注目を浴び、今や私たちの生活に定着しつつあります。
テレワークは働く場所を選ばないため、通勤の必要がありません。通勤のストレスや疲れから解放され、会社員の負担が軽減されたように思われました。
しかし、意外にも「テレワークをするとなぜか疲れる…」と感じてしまう人が多いようです。
本記事ではテレワーク疲れにお悩みの方に向けて、その原因と対策を紹介します。
本記事を読めば、テレワークで疲れる原因を解消するために必要なアクションが簡単に分かります

テレワークで「疲れる」その原因とは?


通勤に伴う身支度の短縮や通勤ストレスの軽減、仕事を自分のペースで行える等のメリットが多いテレワーク。
疲れる要素が軽減されて楽になるだろうと思っていた方も多いのではないでしょうか。しかし、テレワークが長期化するにつれて、「テレワークの方が疲れる」という人が増えてきています
なぜ、「テレワークの方が疲れる」と感じるのか。テレワーク疲れの原因を紹介します。

不慣れなオンライン会議

新型コロナウイルス蔓延措置の影響で急遽テレワークが開始され、これまでの会議や進捗報告はオンライン会議になったという方も多いことでしょう。
しかし、オンライン会議に慣れていない人が多いのが現実で、トラブルや失敗談をよく聞きます。接続がうまくいかないまたは切れてしまう、音声トラブル、画面の共有や資料の切り替えがうまくいかない等はよくある話です。
不慣れな作業に集中力と時間を取られ、なかなか自分の仕事が出来ないという精神的ストレスを抱えやすくなります

長時間の仕事に向かない環境

テレワークでは、いつも仕事をする環境とは全く違う環境で通常通りの業務を行うことになります。以下の2つのように、仕事にそもそも向いていない環境で仕事をしているようでは、生産性は中々上がらないでしょう。

・パソコン作業に適していないデスク
・プライベート空間と仕事をする空間の混在

上記の2つの環境には特に注意すべきです。生産性が上がらなかったり、健康を害することすらもあります。

パソコン作業に適していないデスク

テレワークとなると、在宅勤務の形式でパソコンやタブレット端末を用いた作業が多くなります。
しかし、自宅に作業用デスクがない方も多いのではないでしょうか。
そんな時、ダイニングテーブルやローテーブルを使いがちだが、これらのテーブルでのパソコン作業はお勧めできません。ダイニングテーブルやローテーブルは、高さがパソコン作業に適していないことが多く、自然と姿勢が悪くなってしまいます。
姿勢が悪いままの長時間作業は、肩こりや腰痛等の疲れの原因になります。また、普段よりパソコン作業が多くなってしまう方は、長時間作業による眼精疲労やドライアイにも注意が必要です。

プライベート空間と仕事をする空間の混在

テレワークにより自宅で仕事を行うとなると、仕事をするための空間を確保する必要があります。作業部屋がある家庭は問題ないが、多くの人は寝室やリビング、ダイニング等で仕事をすることでしょう。
このようにプライベート空間と仕事をする空間が混在する状況は、集中力低下による精神的ストレスを感じやすいです。仕事のオンオフが切り替えづらく、仕事に不要なプライベート空間の視覚情報は思ったよりも集中力を削いでしまいます。
学生時代のテスト前、なかなか勉強に集中できず、ついつい関係のないことをやってしまうのに似ていますね。あなたにもそんな経験があるのではないでしょうか?
また、テレワークによる在宅勤務では、家庭の騒音もストレスになりえます。
今や、新型コロナウイルス蔓延措置の影響で勤務時間帯に家族がいることも多くなりました。本来仕事中に聞こえるはずのない、家庭の生活騒音は集中力低下につながります。特に、子どもがいる家庭ではなおさらのことです。
また、在宅であるがゆえに、日中に家事のタスクをこなさなければならないこともあるでしょう。自宅には、仕事をする上で集中力を削がれるものが思っていたよりも多いことがわかると思います。

コミュニケーション不足

テレワークは自宅で作業を行うことが多いため、基本的に一人で作業をすることになります。したがって、周りに人がいないため身なりを気にする必要がなく、対人関係のストレスも軽減されます。さらに自分のペースで仕事ができると大きなメリットを感じずにはいられないでしょう。
しかし、テレワークが長期化していくと、コミュニケーションが不足しやすいという意外にも大きなデメリットに気づきます。仕事をしていても、一日誰とも話さなかったなんてこともあるでしょう。テレワークでは対面で話ができない分、相談や報告が以前にも増してしにくいです。相談や報告をするにしても、的確に伝えるために文面や資料を整える必要があり、思っていたよりもやり取りに時間がかかってしまいます。
このようにテレワークは仕事の効率を悪くすることがあります。しかし、仕事の評価は結果で判断されるため、しっかりとした成果が出せなければさぼっていると思われる可能性があります。
テレワークでは、そんな不安や孤独感、焦燥感が押し寄せ、精神的ストレスを感じてしまうことが多いようです。

テレワークで疲れることによって起きる問題


テレワークは自宅で仕事を行うことが多いため、通勤の身体的ストレスが軽減されるというメリットがありますが、運動不足に陥りやすくなります。結果として、体重の増加や生活習慣病のリスクが高まるだけでなく、精神的ストレスを感じやすくなるとも言われています。
また、オフィス勤務時とは異なるデスク環境や同じ姿勢での長時間のパソコン作業が相まって、腰痛や肩こり、眼精疲労、ドライアイを引き起こしやすいです。
前述したように、テレワークにおける精神的ストレスは、オフィス勤務に比べて増加しやすい傾向にあります。
結果として、精神的な不調をきたし、うつ症状まで出ることもあるようです。現在、この「テレワークうつ」は問題視されつつあり、今後さらに増加することが懸念されています。

テレワークで疲れるの防ぐ方法


前項の通り、テレワーク疲れが引き起こす身体的または精神的影響は意外にも大きいです。
しかし、テレワークは会社と会社員双方に大きなメリットがあり、現在新型コロナウイルス感染拡大の影響もあるため、今後もテレワークでの仕事が増加または続いていくことが想定されます。
そこで、テレワーク疲れの原因に対する解決策を紹介します。

・長時間の仕事に向いた環境の整備
・共有アプリやコミュニケーションアプリの活用

テレワークで疲れるのを未然に防ぎたい方、テレワークの疲れを今すぐにでも解消した方は、以下の対策をチェックしてすぐにアクションを起こしていきましょう!

長時間の仕事に向いた環境の整備

パソコン作業に適したデスク

自然と姿勢が悪くなるような高さの合っていないデスクでの作業は、身体的ストレスが大きいため、作業に適したデスクを用意する必要があります。
しかし、テレワーク期間の見通しが立たない場合やコストの側面から、作業デスクの購入を躊躇している人も多いでしょう。
そのような場合は、パソコン台の購入をおすすめします。パソコン台はデスクに比べて低コストながらもフレキシブルに高さ調節を行えます。また、クッション等でも高さ調整や腰痛対策は可能です。

プライベート空間と仕事をする空間の分割

プライベート空間と仕事をする空間が混在する状況は、仕事以外の視覚的または聴覚的情報に気を取られやすく、集中力低下による精神的ストレスを感じやすい。作業部屋の確保が難しい家庭では、プライベート空間と仕事をする空間の分割は難しい問題です。
しかし、この場合はちょっとした工夫で空間を分割できます。
作業デスク周りを整理整頓し、仕事に必要のないものは視界の中に置かないようにする。さらに、壁を向いて作業をすれば、仕事以外の視覚的情報に気を取られにくい状況を作ることができます。
また、耳栓やイヤホン等を用いれば生活騒音に気を取られることは防ぐことができます。

共有アプリやコミュニケーションアプリの活用

テレワークは基本的に自宅で作業を一人で行うため、コミュニケーション不足に陥りやすいです。
そこで、共有アプリやコミュニケーションアプリを活用することをおすすめします。会社員間で頻繁に連絡を取り合い、共有アプリにアップロードしておけば、お互いの進捗の確認が容易にできます。
また、データ破損時にはバックアップとしても利用することができます。この場合、細かい区切りで進捗をまとめておくことがポイントです。最初は時間がかかることもあるでしょうが、慣れていけばスピードも上ります。この能力は身に付けていて損はないでしょう。
また、必要な時にオンライン会議等で用いているコミュニケーションアプリで進捗報告や相談を行えば、オンライン会議の練習にもなり、本番でのトラブルを未然に防ぐことができます。

テレワークの作業環境整備に関しては、厚生労働省もポイントをまとめてくれているのでぜひ参照してください。
厚生労働省「自宅等でテレワークを行う際の作業環境整備

まとめ


テレワークは通勤や対人ストレスが軽減され、仕事を自分のペースで行えることから、比較的楽な勤務形態であるように思われています。
しかし、慣れない環境やコミュニケーション不足によるいつもと異なる身体的または精神的ストレスを感じ、心身ともに疲れることがあります。そんなテレワーク疲れは、コストをかけて作業環境を大幅に変えなくても少しの工夫で防げるので、できるところから始めてみてはいかがでしょうか。