企業の利益を上げるためには、コア業務に力を入れなくてはなりません。しかし、ノンコア業務が滞っていると、肝心のコア業務にも影響を及ぼしてしまうでしょう。
今回は、ノンコア業務とは何なのかを解説します。また、ノンコア業務のアウトソーシング方法も見ていきましょう。
コア業務とノンコア業務とは?
コア業務とノンコア業務の概要を簡潔にご紹介します。
ノンコア業務とは
ノンコア業務とは、会社の利益に直接かかわらない業務のことです。一般的な企業では、事務、経理、秘書、総務などのコア業務を支える部署が該当します。
ノンコア業務とコア業務の違い
直接利益につながらないノンコア業務に対して、利益に直接つながる業務のことをコア業務と呼びます。主に営業活動や商談、経営企画や市場調査などがコア業務に含まれます。コア業務は高度な判断を要するものも多いのが特徴です。
企業の利益を上げる業務の考え方
企業が利益を上げるためには、コア業務に集中することがとても大切です。そのためには、まず業務内容を整理し、コア業務とノンコア業務に分け、アウトソーシングを活用して効率的に処理できるように整えましょう。
ノンコア業務のアウトソーシングについて
ノンコア業務をアウトソーシングすることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ノンコア業務をアウトソーシングするメリット
一部の業務をアウトソーシングすることによって従業員がコア業務に集中でき、効率化も図れて生産性が向上します。また、新たな人材を雇うための採用コストや、福利厚生費などの人件費も抑えられます。
アウトソーシングの種類について
3種類のアウトソーシングについて解説します。
<PUSH OUT(プッシュアウト)型>
PUSH OUT型は、主に単一のノンコア業務を外部委託します。コア業務と切り離すことで、業務の効率化と費用削減が見込めるでしょう。
<ADD ON(アドオン)型>
PUSH OUT型に加えて、納期の短縮や質の向上を期待できるのがADD ON型のアウトソーシングです。
<BUY IN(バイイン)型>
BUY IN型のアウトソーシングは、ノンコア業務の枠にとどまらず、新たな価値や品質の向上も見込めます。
まとめ
企業の業務は、利益に直接かかわるコア業務と、それ以外のノンコア業務に分けられます。コア業務に集中することは、会社の利益を上げるために大切です。アウトソーシングをうまく使って効率化を図りましょう。