テレワーク メンタル

2021. 5. 01 働き方

テレワークでメンタル不調を訴える人が増加。その原因と対策を一挙解説!

新しいワークスタイルとして定着しつつあるテレワーク。しかし、テレワークが新たな働き方として認知される一方で、メンタルの不調を訴える人が増加しています。本記事では、テレワーク時のメンタル不調の前兆、その原因、さらに対策法まで解説。

近年、新しいワークスタイルとして徐々に広がりを見せていたテレワーク。今や、新型コロナウイルス感染拡大の影響で導入が急速に進み、私たちの生活に定着しつつあります。

テレワークは働く場所を選ばないため、自宅でも仕事をすることができます。そのため、通勤ストレスが軽減されて楽になるだろうと考えていた方も多いのではないでしょうか。
しかし、テレワークが長期化するにつれて、「なんとなく気分が落ち込んでいて調子が悪い」、「ストレスが増えた」という人が増えています。

本記事では、テレワークになってからメンタルの不調を感じているという方に向けて、メンタルの不調のサインとメンタル不調を招くストレス、ストレスへの対策を解説いたします。

メンタルの不調のサイン

テレワーク メンタル不調のサイン
メンタルの不調が起こると、生活や行動、感情面でその兆候が表れます。

なかなか寝付けず、寝ても疲れが取れない。
食欲がない、または暴飲暴食をしてしまう。
気分が落ち込みがちで、何にも興味を持てずやる気が出ない。
心に余裕がなく、常にイライラしている。
理由もなく涙が流れる。

こういった状態を長期間放置しておくと、うつ病を発症する可能性もあります。現在、この「テレワークうつ」は問題視されており、今後はさらに増加することが懸念されています。

在宅勤務のテレワークでメンタル不調を招くストレス

テレワークにおけるメンタル不調を招くストレスの原因
テレワークは通勤によるストレスを軽減する一方で、環境の変化による仕事のストレスを抱えやすくなります。慣れない環境で仕事が思うように進まず、不安や焦燥感が募る。さらに、上司から進捗のことで叱責を受ける。仕事の面で孤独に感じる等。
長期にわたってこういった状況が続くと、精神的には大きな負担になり、メンタルの不調を引き起こします。

本項では、メンタルの不調を招くストレスの原因3つについて解説していきます。

仕事とプライベートの切り替え
コミュニケーション不足
運動不足

これから在宅勤務のテレワークをするという方は、ストレスの原因が何かを知っておくだけでも、メンタルの不調を防止しやすくなります。
また、すでに在宅勤務のテレワークでメンタルの不調を感じているという方は、まずはこれを見てストレスの原因を知りましょう。

仕事とプライベートの切り替え

通勤していた頃はオフィスでは仕事・自宅はプライベートと、空間によって仕事とプライベートの切り替えをしていました。
しかし、在宅勤務のテレワークとなると、仕事とプライベートの空間が混在してしまうため、仕事とプライベートの切り替えがより一層難しくなります。
視覚的・聴覚的に注意が散漫になりやすくな仕事になって効率が落ちたり、仕事の緊張感が常に続いたりといったことが起こります。
本来リラックスする空間である自宅が仕事をする空間になったことで、仕事に身が入らないまたは仕事の緊張感がなかなか抜けないという悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。

コミュニケーション不足

在宅勤務のテレワークでは、基本的に一人で作業をすることになります。したがって、身なりを気にする必要がありません。対人関係のストレスも多少は軽減されることでしょう。自分のペースで仕事ができると楽観的に考えていた方も多いのではないでしょうか。
しかし、在宅勤務のテレワークでは、コミュニケーションが不足しやすく、仕事を進める上で大きなデメリットになります。対面で話ができない分、相談や報告が以前にも増してしにくい。相談や報告をするにしても、思っていたよりもやり取りに時間がかかってしまう。部下の仕事の進捗管理が難しい。
仕事の面で孤独に感じる等の様々な弊害があり、仕事が思うように進まないまたは時間がかかってしまうことが多いようです。
しかし、仕事の評価は結果で判断されるため、しっかりとした成果が出せなければさぼっていると疑われかねません。在宅勤務のテレワークで、こういった悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。

運動不足

メンタル不調に運動不足は関係あるの?と疑問に思っている方もいることでしょう。
実は、運動不足によって精神的ストレスを感じやすくなると言われています。在宅勤務のテレワークでは通勤せず、自宅の同じ場所で仕事をすることになるため、運動不足に陥りやすくなります。
また、引きこもって作業をすることになりがちなので、社会的隔離による不安を抱きやすいので注意が必要です。

在宅勤務のテレワークにおけるストレスへの対策

テレワークのメンタル不調を招きうるストレスへの対策
在宅勤務のテレワークにおけるストレスの原因を知ってもらったところで、実際にどのように対策すれば良いのかを解説いたします。
ストレスは対策をしないと、ストレスが蓄積して重大な精神疾患を引き起こす恐れがあるので、早めに対策をしましょう。

仕事とプライベート空間の分割

在宅勤務のテレワークでは、仕事とプライベート空間が混在してしまいます。そのため、集中力が切れることにより仕事効率が低下しやすくなったり、仕事の緊張感が常に続いたりといったことが起きがちです。
したがって、仕事とプライベート空間は明確に分割し、オン・オフのメリハリを付けましょう
作業部屋の確保が最も効率的ですが、自宅の間取りや家族構成上難しいということもあると思います。
この場合はちょっとした工夫で空間を疑似的に分割できます。作業デスク周りを整理整頓し、仕事に必要のないものは視界の中に置かないようにする。さらに、壁を向いて作業をすれば、仕事以外の視覚的情報に気を取られにくい状況を作ることができます。
また、耳栓やイヤホン等を用いれば生活騒音に気を取られることは防ぐことができます。

共有アプリやコミュニケーションアプリの活用

コミュニケーション不足に陥りやすい在宅勤務のテレワークでは、仕事のトラブルや不安を抱えやすくなります。したがって、報告・連絡・相談はいつもより細かく行い、コミュニケーションが密になるように心がけましょう。
そこで、共有アプリやコミュニケーションアプリを活用することをお勧めします。会社員間で頻繁に連絡を取り合い、共有アプリにアップロードしておけば、お互いの進捗を確認しやすくすることができます。データ破損時には、バックアップとしても利用できるというメリットもあります。
また、進捗報告や相談をオンライン会議等で用いているコミュニケーションアプリで行えば、オンライン会議の練習にもなり、本番でのトラブルを未然に防ぐことができます。

意識的な運動

自宅にこもりがちな在宅勤務のテレワークでは、運動不足になりやすく、精神衛生上良くありません。したがって、意識的に運動するようにしましょう。仕事の合間にストレッチするのも効果的です。運動によって心拍数や呼吸回数が増加すると、座っているときよりも血液が体内を循環し、血中の酸素がより多く脳に供給されるため、頭が冴えてすっきりするというメリットもあります。

まとめ:在宅勤務のテレワークではいつも以上に自身のメンタルと向き合おう!

本記事では、在宅勤務のテレワークにおけるメンタル不調のストレス原因とその対策を中心に解説しました。
しかし、ストレスを感じる事象やその大小は人によって異なるため、本記事に記載されてないこともあるでしょう。そういった場合でも、ストレスの原因をしっかりと見極めて対策を講じることで改善が可能です。
わからない場合は、迷わず専門の医師に相談しましょう。メンタル不調は誰もがなる可能性があり、あなたが精神的に弱いというわけではありません。決して自分を責めることはしないようにして早めに対策をしましょう。