2021. 8. 29 テレワーク

テレワークのリスクは情報漏洩だけではない!【社員の健康状態把握も大切】

社内の顧客情報や社員情報は、売上を作っていくうえでとても重要なものです。しかし、テレワーク導入によってそれらの情報の漏洩が危険視されています。本記事では、テレワークの情報漏洩リスクとともに、社員に対するリスクについても解説します。

新型コロナウイルスの影響もあり、最近急激に普及したワーキングスタイルのテレワーク。
欧米などでは10年ほど前から主流となっていましたが、新型コロナウイルスの影響から、日本でもようやくテレワークが浸透し始めています。

自宅で仕事ができるなど社員にもメリットがあり、今ではテレワークは就職者や転職者にとっての一つの指針となっています。

しかし、そんなテレワークでもリスクは存在します。本記事ではそんなテレワークのリスクについて具体的に解説していきます。これからテレワークを導入しようする企業などはぜひ、参考にしてください。

テレワーク最大のリスクは「社内情報の漏洩」


テレワーク最大のリスクは社内情報の漏洩です。政府は2020年の新型コロナウイルス流行時、テレワークの実施率の目標を7割と掲げました。

しかし、実際にまだ2割程度の企業しか実現に至っていません。その大きな理由は社内情報の漏洩につながる可能性があるからです。

下記は厚生労働省が各企業にアンケートを行った、テレワークを導入・実施していない理由をまとめたものです。
テレワークに関する調査結果。20.5%がセキュリティ管理が難しいと感じている

出典:厚生労働省「これからのテレワークでの働き方に関する検討会

20.5%が情報セキュリティの確保が難しいから、と答えています。つまり、企業の情報漏洩の可能性があるので、テレワークの導入は難しいということになります。

企業にとって、情報は利益に直結する命と言っても過言ではありません。お客様の情報や社員の情報などが詰まっているからです。

それらが万が一、情報が漏洩してしまった場合、お客様や社員からの信頼を失うことになります。そのため、未だにテレワーク導入に踏み切れない企業が大勢存在するのが現状です。

テレワーク時のセキュリティリスク

テレワーク時のセキュリティリスクは多岐にわたります。情報漏洩の経路について解説していきます。

ネットを通しての社内情報の漏洩

1番リスクが高いのが、自宅でのネットを通しての社内情報漏洩です。自宅のネット回線は会社用とは違い、ウイルスなどのセキュリティ対策がされていないからです。

会社のPCを通して、おかしなwebサイトにアクセスしてしまうと、そこからPC内の情報が漏れる可能性があります。

会社のネットワークはおかしなwebサイトにつながらないように、セキュリティのロックがされています。しかし、自宅のネットワークは一般向けのため、そのようなロックがありません

そのため、テレワークを導入する場合、社員それぞれが会社用のwifiなどのネットワーク端末を渡されると思います。

しかし、中小企業などでは、コストの面で導入が難しい部分があるのも現実です。

フィッシングメールによる情報漏洩

フィッシングメールによる情報漏洩もリスクの一つです。会社から送られるメールは社内メールだけではありません。

社内メールに見せかけて、フィッシングメールが送られてくる場合もあります。
会社のネットワークを使っていれば、開けてもブロックしてくれるので安全です。しかし、自宅のネットワークを使ってメールを開けた場合、情報がインターネット上に漏洩する可能性があります。

昨今のフィッシングメールは非常にわかりにくいです。特に、本当に企業が送ったような体裁を整えています。

・企業向けのアンケートを装う
・別部署のメールを装う
・お客様からの問い合わせメールを装う

このように、いろんな形を装ってメールしてくるので注意が必要です。

カフェなどでの社内情報の流出


カフェなど別の場所で情報が漏洩する可能性も捨てきれません。テレワークにはカフェなどの自宅以外で働くモバイルワークも該当します。

多くの人はネットがあり、飲食ができるカフェを選んで仕事をするでしょう。しかし、このカフェでの仕事が落とし穴になる可能性があります。

トイレや電話をする際に席を立ちます。その際に、PCは置きっぱなしになります。その時に誰かがそのPCから社内の情報を抜き出す可能性があります。

昨今、そのような事件は多発しており、今ではUSBをPCに差し込むだけでPCの中の情報を抜き取ることも可能です。

カフェや人がいる場所でPCを使う際は、このようなリスクに十分に気をつけた上で利用しましょう。

PCや情報端末の盗難・紛失

上記ではカフェでの情報漏洩のリスクについて解説しましたが、PCを盗難、紛失する可能性もあります。

「日本ではなくなった財布も戻ってくるから大丈夫」という考えは非常に危険です。最近では、簡単にPC内の情報を抜き取ることができるので、正直財布を盗まれるよりも危ないです。

日本は確かに盗難などのリスクは他の国と比べて低いです。しかし、カフェなどで作業してもあなたは社員の代表としてそこにいるわけなので、大切な情報端末の扱いには気をつけましょう。

テレワークを利用しての内部不正

テレワークを利用して、内部不正をする社員も存在します。例えば、セキュリティを任されている社員であれば、会社のパソコンや情報のロック解除方法を知っています。

その方法を利用して、会社の情報を業者に横流しし、お金を受けるとということも実際に起きています。

大手企業では、重要な情報は上司などの権限が必要ですが、小さい会社の場合は情報管理がずさんな場合があります

その穴を狙って、不正に走る社員も少なからず存在しているのです。

・テレワークは政府が導入を推進して、助成金を出している。
・テレワーク可能の方が、人材を採用しやすい。

このようなことに惑わされず、きちんと社内でテレワークを導入時のセキュリティリスクを検討するようにしましょう!

テレワーク時のセキュリティリスクの対策


ではテレワーク時のセキュリティリスクはどのようにしたら対策できるのでしょうか。効果的な対策を3つ紹介していきます。

会社の指定されたネットワークを使う

会社の指定したネットワークを使う。これが1番のリスク回避になります。会社のネットワークはウイルスにも対応しており、危ないサイトを自動的にブロックしてくれます。

特に昨今、フィッシングメールなどが送られてきます。メールを開けてしまったら、自動的に削除してくれる機能がついているソフトもあります。

ネットワークは必ず、会社指定のネットワークを使いましょう。そこを疎かにすると、会社の重要な情報が漏れ、大事件になる可能性もあります。

特に、迷惑がかかるのはお客様です。企業にとってお客様の情報は絶対に漏洩させてはいけない機密情報です。

お客様のことを考えて、必ずネットワークは会社指定のものを使いましょう。

PCや情報端末に必ずパスワードロックを設定

自宅でもカフェでも、PCで仕事をする際は、必ずPCにセキュリティロックをかけるようにしましょう

テレワークも長い間行うと、自宅で仕事をするのが苦痛になります。その際に、カフェで作業するのも良いでしょう。

その時にPCにセキュリティロック忘れずかけましょう。カフェや違う場所で仕事をする時は誰がいるかわかりません。

また、会社でPCにセキュリティロックをかけることは必ず義務付けられていることがほとんどです。以上のことを踏まえて、必ず情報端末にはセキュリティロックをかけておきましょう。

ICTツール・セキュリティソフトの導入

ICTツール、セキュリティソフトの導入も情報漏洩のリスクを回避する方法の一つです。ICTツールではセキュリティ面で下記のことが可能です。

・誰がどのファイル・ツールにアクセスしたか
・社員のアクセス記録
・外部からのアクセス記録

ICTツールにも種類によって、上記のものが付属していない場合もありますが、その際はセキュリティソフトが情報端末を守ってくれます。

セキュリティソフトは、必ず入れるべきソフトです。企業としてはコストはかかりますが、会社の機密情報が漏洩するよりも良いので、コストは出し惜しみしないようにしましょう。

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リモラボ
「ICTツールは色々あって何を選べばいいのかわからない」という人に向けて今回は低コストで始められるリモラボを紹介していきます。

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・勤怠管理がシンプル
・社員ひとりひとりの勤務状況が把握できる
・残業時の把握・抑制
・社員ひとりひとりの生産性を把握できる
・3ヶ月無料・110円/月(1人あたり)という安さ

特に、一人当たり、110円/月で始められるのは破格の安さです。値段でいうと、缶コーヒーを買う感覚といったところでしょうか。

非常に安い価格でテレワークを管理できるので、コストを気にする企業にとっては大変便利ではないでしょうか。

ICTツールに悩んでいる企業はぜひ、まずは3ヶ月、無料でリモラボを試してみてはいかがでしょうか。

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実はテレワーク時でのリスクは情報セキュリティ以外にもアリ!


「テレワークでは情報セキュリティを強化すれば問題ない」。ここまで読めばそう思うでしょう。しかし、それは会社の情報や企業単体が守られているだけになります。

もう一つ重要なことを忘れていませんか。テレワークで働いている社員のことです。

テレワーク時のリスクは社員の健康状態も対象

テレワークのもう一つのリスクとして、社員の健康状態が挙げられます。テレワークは孤独な中行うことが多いです。

自宅で1人、PCに向き合って仕事をする。それが毎日続くことになります。人と会えますが、それはPCのモニター上でしかありません。

テレワークで体調やメンタル不調になった社員は大勢います。大手メディアITmediaがテレワーカーに調査したところ、テレワークの導入の生活習慣の変化により、社員のうつ病になるリスクが2倍になっていることがわかりました。

社員は会社にとって、働いてくれている貴重な人材です。もちろん、企業の情報漏洩やセキュリティも重要ですが、社員それぞれの健康ももちろん大切です。

上司は定期的に社員それぞれの状態を確認することが重要

テレワーク実施中において、社員の健康状態を確認することは上司の大切な仕事です。

とはいえテレワークで健康状態を確認するのは、会社で健康状態を確認するよりも難しいです。

そこで重要になってくるのが、定期報告やミーティングです。これらで定期的に部下と連絡を取り、進捗を確認するついでに健康状態や私生活のことも確認しましょう。

テレワークでは仕事場が自宅になるので、オンとオフがわからなくなる場合もしばしばあります。社員も新型コロナウイルスの流行により、急にテレワーク体制となっているので、戸惑いもあるはずです。

仕事のことも重要ですが、社員の健康がないと会社はもちろん機能しません。上司の方は必ず、部下の健康確認を細かく行っていきましょう。

まとめ


新しいことを始めるにあたって、リスクはつきものです。それはテレワークも例外ではありません。

テレワークはセキュリティ面や社員の健康など、様々なリスクが存在します。しかし、欧米ではテレワークは10年以上前に当たり前のワーキングスタイルとなっています。

もちろん、日本は欧米と文化的にも違うので、テレワークがすぐ社員に適用できることは難しい可能性があります。

しかし、2019年の働き方改革、そして流行している新柄コロナウイルス。今後もこのような事態が起きる可能性がある中、テレワークは重要なワーキングスタイルになるのは間違いありません

日本ではリスクを取りたくないと考える傾向がありますが、リスクは事前準備で最小限に小さくできます

まだ導入していない企業は、日本でも主流なワーキングスタイルとなるであろうテレワークに挑戦してみてはいかがでしょうか。