働き方が多様化する今、業務に関する様々な事がオンライン上で完結できるようになっています。
また、新型コロナウイルスの影響でオンラインインターンシップの導入を実施・検討している企業が増えてきています。
今回はオンラインイオンターンシップのメリット・デメリットを解説していきます。
オンラインインターンシップの実施を検討している企業は是非、参考にしてください。
オンラインインターンシップとは
そもそも、インターンシップとは学生が興味のある企業で実際に働いてみたり、訪問をする職業体験のことを差します。
実際の現場の業務や職場環境を体験することで働く事への理解を深めることが目的とされています。
期間は1日のものから5日間の開催、長いものでは1か月間など様々です。
オンラインインターンシップも、対面でのインターンシップと同様に仕事内容や職種について知る事が出来るもので、インターネット環境が整っていれば色々な場所から参加する事が出来るため、学生側からすると移動時間や交通費の削減ができ、企業側も数多くの学生と会うと事ができる可能性が広がります。
オンラインインターンシップが注目される理由
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、対面でのインターンシップを開催する事が非常に困難になりました。
企業としては今後を見越し感染症対策としてオンラインでのインターンシップを検討・実施する機会が増えています。
22卒は採用フローまでもがオンライン化されることが見込まれています。
インターンシップへの参加を希望する人数は年々増加傾向にあります。
オンラインでインターンシップが開催されることで、学生は学業との両立がしやすくなるため、参加ハードルが下がるため注目されています。
オンラインインターンシップのメリット
急激に広まったオンラインインターンシップですが、オンラインインターンシップを導入する事でそのようなメリットを得ることができるのでしょうか。
幅広い地域の学生に参加してもらえる
オンラインインターンシップの一番のメリットともいえるのが、前述でも少し触れましたがインターネット環境さえあれば国内はもちろん海外まで、様々な地域の学生に参加してもらえるというところです。
今までは選択肢入れてもらえる事が出来なかった地方在住の学生にも出会えるチャンスがある為、対面でのインターンシップより幅広い層の学生に参加してもらえる可能性があるため、より多くの優秀な人材と出会えるチャンスがあります。
リモートワークでの働き方を体験してもらえる
オンラインインターンシップを開催・検討している企業の多くがリモートワークでの働き方を導入している企業が多いかと思います。
ニューノーマル時代の働き方として、リモートワークではどのようなツールを使い、どのようなコミュニケーションを取り、どのように仕事を進めるか、参加者にリモートワークでの働き方の感覚を体験してもらえる良い機会と言えるでしょう。
参加者一人ひとり柔軟な対応ができる
オンラインインターンシップでは時間や場所に制限が無いため、つまづいている箇所がある参加者にはミーティングの回数を増やして対応するなど一人ひとりのペースに合わせて個別に対応がしやすくなります。
1日ではなく数日に渡るオンラインインターンシップを開催する際は参加者の進捗具合にズレが発生する可能性が高いので個別に対応しやすくなることは大きなメリットとなるでしょう。
オンラインインターンシップのデメリット
これまででオンラインインターンシップのメリットを紹介いたしましたが、次にデメリットをご紹介いたします。
コミュニケーションを取ることが難しくなる
オンラインインターンシップでは参加者と社員が同じ空間にいない為、作業中に不明な点や質問店が出てきたときに参加者が社員に声をかけにくくなってしまいます。
十分なコミュニケーションを取ることが出来なければ、インターンシップに参加した満足度は低くなってしまう可能性があるため、参加者が声を掛けやすい環境を作るために、チャットツールを使用したりなどコミュニケーションを取りやすくなるための対策を取る必要があります。
オンライン上では対面時と比べて雑談をする機会が減少してしまいがちなので、参加者に満足してもらえるようにこまめなコミュニケーションを取ることを心がけると良いでしょう。
社内の様子をうまく伝えることができない
社内で開催される対面式のインターンとは異なり、オンライン上ではどうしても画面越しになってしまうため社内の様子が伝わりにくくなってしまいます。
社内がどのような様子でどのような雰囲気なのかを知りたいという参加者のニーズをこたえるためリアルタイムで社内の風景を画面に打ちしたり、全面的にリモートワークをしている企業の場合は社内の動画や写真を事前に用意しておくと良いでしょう。
まとめ
今後、オンラインでのインターンシップを実施する企業は増えていく事が予想されます。
仕事に対する意欲が高くインターンに参加してくれた参加者が満足できるような有意義な時間を過ごしてもらい、オンラインインターンシップから応募に繋がるように企業側はしっかりと準備をしておくことが大切でしょう。