要注意!知っておくべき会社で気を付けたいハラスメント59種類

以前P&Cラボでもご紹介いたしましたが、リモートワークが定着したことで聞く機会が増えた

リモートハラスメント(リモハラ)と言う言葉。

パワハラやセクハラなど比較的耳にする機会あるハラスメントのほかにも企業が知っておきたいハラスメントはいくつかあります。

今回はそんなハラスメントの種類について紹介します。

P&Cラボ

リモートワークでの働き型が広がった今、リモハラ・テレハラ(リモートハラスメント・テレワークハラスメント)と言うオンライン…

50種類越え!?ハラスメントの種類を紹介

職場や業務に関するハラスメント

1.パワーハラスメント(パワハラ)

職務上の優位性を背景に、精神的や身体的な苦痛を与えること。

 

2.逆パワーハラスメント(逆パワハラ)

部下から上司への上下関係が逆になった嫌がらせの事。

 

3.リストラハラスメント(リスハラ)

リストラ対象者に対して嫌がらせしてを行ったり、従業員を自主退社に追い込むための嫌がらせのこと。

 

4.新型パワーハラスメント(新型パワハラ)

仕事を意欲的に行っているものに対して、その人の力が発揮できない状況に誘導したり意欲を削ぐような行為。

(熱意のある従業員の質問に応えない等)

 

5.資格ハラスメント(シカハラ)

従業員に資格の取得を強要するしたり不合格になった人を責め立てたりすること。
会社都合で従業員に取得させた資格に対して、受験費用や登録費用を支払わなかったりする事も該当します。

 

6.時短ハラスメント(ジタハラ)

従業員の労働時間を無理に短縮する嫌がらせのこと。

 

7.終われハラスメント(オワハラ)

企業の採用において、自社に来てほしいため、求職者に就職活動を終えるよう誘導・強制されること。

 

8.セカンドハラスメント(セカハラ)

セクハラを会社に報告したが故に、会社から圧力を受ける二次被害のこと。

 

9.モラルハラスメント(モラハラ)

悪口や無視など言葉や態度による精神的に継続的な嫌がらせのこと。

 

10.テープハラスメント

「録音している奴はいないよな?」などテープを回していないかどうかを執拗に確認する嫌がらせ行為のこと。

 

11.テクノジーハラスメント(テクハラ)

PCなどのIT機器の操作が不慣れな人に対して、嫌がらせをすること。

 

12.エアコンハラスメント(エアハラ)

職場でエアコンの温度を勝手に操作する嫌がらせのこと。

 

13.カスタマーハラスメント(カスハラ)

顧客や取引先からの悪質なクレームや不当な要求のこと。

典型的な例として些細なミスに対して土下座を求めるといったケースが挙げられます。

 

14.ゴルフハラスメント(ゴルハラ)

行きたくない人を無理やりゴルフに誘うこと。

接待ゴルフも業務の一環としていた時代もあったかもしれませんが、現在では休日をゴルフに使いたくない、ゴルフにお金を掛けたくないなどの意見が多く見受けられます。

 

15.メンションハラスメント(メンハラ)

仕事で使用しているコミュニケーションツールのメンション機能で相手に不快感を与える行為のこと。

送信側より受信側にストレスを感じる事が多く、休日に仕事で使用しているコミュニケーションツールの通知が来て返信せざるを得なかった、プライベートな時間に通知を受け取り不愉快になったなどが挙げられます。

 

16.コミュニケーションハラスメント(コミュハラ)

コミュニケーションが苦手な人に対する嫌がらせのこと。
コミュニケーションが苦手な人に「面白い話をして」「なんでそんなに話さないの?」などの発言を繰り返すと相手が不快に感じハラスメントとなる可能性があります。

 

17.ロジカルハラスメント(ロジハラ)

正論や論理的な言論によって、相手を精神的に追いつめること。

正論や論理的に話す事の何がダメなのかと思う方もいると思いますが、ロジハラは「業務上の適正な範囲を超えて」行われる、「社会通念上明らかにおかしい」行為に対してのみ使われる言葉となっています。

 

18.エモーショナルハラスメント(エモハラ)

感情的(非論理的)な嫌がらせ行為、感情に任せて相手を追い詰める行為のこと。

ロジハラの反対語として、逆ロジハラとも言われています。

 

19.カラオケハラスメント(カラハラ)

カラオケで歌いたくない人に歌うことを強要する行為のこと。

職場の二次会でも定番とされているカラオケですが、職場の立場を利用して無理に歌わせたり勝手に選曲したりする事も該当します。

 

20.エンジョイハラスメント(エンハラ)

仕事の楽しさを強要するハラスメントのこと。

「仕事は楽しまなければいけない」「飲み会は絶対楽しめよ!」などの発言が該当します。

飲食に関するハラスメント

食ハラ

1.アルコールハラスメント(アルハラ)

上下関係や集団によるはやしたて等で飲酒を強要すること。

一気飲みを強要する事や、意図的な酔いつぶし行為や酔った上での迷惑行為も該当します。

 

2.飯ハラスメント(メシハラ/食ハラ)

食事をすることを強要など、食事に関して嫌がらせをする行為のこと。

「若いんだからたくさん食べろ」などといって無理に食べさせることが該当します。

 

3.グルメハラスメント(グルハラ)

職場での弁当などのいやがらせや、食事に関する嫌がらせのこと。

飲み会などでの食べ方の強要も該当します。

 

4.ヌードルハラスメント(ヌーハラ)

日本人にに多く見られる「麺類を食べている際に、麺をすすってズルズル音を立てる」食べ方のこと。

日本では昔から麺類を「ズルズル」とすすって食べる文化がありますが、海外の人によってはこの文化が「ヌードルハラスメント」に感じる人もいるとの事で賛否両論があります。

 

5.スイーツハラスメント(スイハラ)

ダイエット中の人に対して、スイーツを差し入れる行為のこと。

スイーツの差し入れをする側は悪意がない場合が殆どだと思うので、執拗に食べることを強要しないように注意する必要があります。

 

6.お菓子ハラスメント(オカハラ)

特定の人に対してお土産であるお菓子を配らなかったり、無理にお菓子を食べさせたりするなどの嫌がらせ行為のこと。

旅行に行く人に対し、お土産を購入するよう強要する事も該当します。

 

7.カフェインハラスメント(カフェハラ)

カフェインの含まれる飲料を飲むことを強要すること。

仕事で訪問先でコーヒーやお茶などカフェインを含む飲料を勧めることも問題視されています。

結婚・妊娠・恋愛・性に関するハラスメント

性 ハラスメント

1.マタニティハラスメント(マタハラ)

女性が職場において妊娠・出産・育児休業を機に嫌がらせを受けたり、雇用において不利益な扱いをされたりすること。

マタハラは男女雇用機会均等法 ・育児介護休業法 が中心となって法律で禁止されています。

 

2.パタニティハラスメント(パタハラ)

育児のために休暇や時短勤務を希望する男性社員に対する嫌がらせや仕事の評価を下げる行為のこと。

「男のくせに育休を取得しているな」などどいった発言が代表例です。

 

3.逆マタニティハラスメント(逆マタハラ)

妊娠、出産を理由に会社の上長や同僚に気配りをしないこと。

妊娠・出産・育児を行う権利を最大限に活用し配慮に欠いた勝手な行動を取ることが該当します。

 

4.妊活ハラスメント(ニンハラ)

女性に対して妊娠に関する話題を聞く嫌がらせのこと。

「子どもは作らないの?」「妊活はしているの?」などの発言が代表例です。

またパワハラと合体し「妊活か仕事かどちらか選べ」「妊活をするなら退職して欲しい」などの発言も該当します。

 

5.子無しハラスメント(コナハラ)

子どもがいない人に対して不快な言動・行動をすること。

「子どもがいないなら残業できるよね」「子どもは絶対つくるべきだよ」などの発言も該当します。

 

6.2人目ハラスメント(フタハラ)

子どもが1人の人に対して2人目はまだ?などと聞く行為のこと。

親戚や家族に言われる事が多いように感じますが、職場でも「2人目をつくるなら任せる仕事を考えるから早めに教えて」などの発言も相手が不快に感じている場合はハラスメントになります。

 

7.マリッジハラスメント(マリハラ)

未婚の人に対して結婚を強要する嫌がらせ行為のこと。

「何で結婚しないの?」「早く結婚した方がいいよ」などの発言のほかにも、独身だからと言って残業や休日出勤を指示する事も該当します。

 

8.シングルハラスメント(シンハラ)

独身でいることを理由に相手に精神的な苦痛を与える行為のこと。

マリッジハラスメントと似ていますが、シングルハラスメントは独身であることへの差別や偏見的なニュアンスがあるのが特徴です。

「独身は気楽でいいね」や「そんなだから結婚できないんだよ」等と言ったは発言はモラルハラスメントと合体し該当します。

 

9.ラブハラスメント(ラブハラ)

恋愛に関する話題を振って、相手に精神的苦痛や不快な思いをさせること。

ラブハラスメントでは恋愛全般の発言が対象になります。

 

10.ジェンダーハラスメント(ジェンハラ)

男らしさや女らしさを強要する嫌がらせのこと。

男性従業員に力仕事ばかりを任せたり、女性従業員にばかりお茶くみを強要する事も該当します。

また、LGBTQsなど性的マイノリティに対する嫌がらせ行為も該当ます。

男性従業員を名字で呼ぶ一方、女性従業員を名前で呼んだり両者を区別する事も該当します。

 

11.SOGIハラスメント(ソジハラ)

LGBTQsなど性的マイノリティの人に対する差別発言や嫌がらせのこと。

性的指向(Sexual Orientation)と性自認(Gender Identity)の頭文字を取ったハラスメントの事です。

差別的な呼称で嘲笑する事や、「あの人って同性愛者なの知ってた?」などと他人のSOGIについて許可なく公表する事も該当します。

 

12.パンプスハラスメント

女性でパンプスやハイヒールなどの靴の着用を強要すること。

2019年の新語・流行語大賞のトップ10に「#KuToo」と言う言葉が選ばれたのも記憶に新しいです。

 

13.テクスチュアルハラスメント(テクハラ)

文章上の性的嫌がらせのこと。

男性が書いた文章に対して「こんな女々しい文章を男が書けるわけない」と言ったり、女性が書いた文章に対して「これは男が書いた文章に決まってる」と言ったりする行為が該当します。

 

14.告白ハラスメント(コクハラ)

一方的な恋愛感情の告白によって精神的な苦痛を与えること。

何度も告白したり相手の気持ちを考えずに恋愛感情を告白する事が該当します。

告白がうまくいかなかった場合は「告白された人とは一緒に働きづらい」などあらゆるトラブルが生まれる可能性があります。

 

15.セクシャルハラスメント(セクハラ)

男女問わず性的な嫌がらせのこと。

セクハラは男性から女性だけでなく、女性から男性、同性間でも成立します。

個人に関するハラスメント

ハラスメント 個人

1.パーソナルハラスメント(パーハラ)

容姿や性格、癖、言い回し、趣味など個人的な部分に対する嫌がらせのこと。

個人の特徴について根掘り葉掘り聞いたり、馬鹿にしたりすることが該当します。

アニメが好きな人に対して「オタクっぽいね~」と言う発言も相手の受け取り方次第ではハラスメントに該当します。

また、太っている事やメガネを掛けていることなど他人の容姿を馬鹿にした発言も該当します。

 

2.エイジハラスメント(エイハラ)

年齢を差別して行う嫌がらせのこと。

「最近の若者は…」や「もう年なんだから無理しないでください」などの年齢や世代による差別発言が該当します。

 

3.レイシャルハラスメント(レイハラ)

「レイシャル=人種」にまつわる嫌がらせのこと。

日本ではあまり耳にする機会がありませんが、さまざまな人種や民族、国籍の人間が集まるアメリカでは社会問題となっているハラスメントの一つです。

 

4.レリジャスハラスメント(レリハラ)

「レリジョン(religion)=宗教」にまつわる嫌がらせのこと。

特定の宗教を信仰する人に対する言語、心理、身体的なハラスメントで、宗教団体に加入するようにしつこく勧誘することや、特定の宗教を信仰していない人に対して蔑んだりすることも該当します。

 

5.ブラットタイプハラスメント(ブラハラ)

血液型に関する話題で相手に苦痛を与えること。

「A型だから几帳面」「AB型は何を考えているのか分からない」などの発言も該当します。

血液型診断は科学的根拠がないため、性格や特徴を血液型によって決めつけることで相手を不快にさせてしまう可能性があります。

 

6.学歴ハラスメント(ガクハラ)

学歴による差別や偏見などの嫌がらせのこと。

仕事上で学歴に関する事で不当な扱いを受けることで「高卒だから」や「あんなに良い大学を出ているのにこんなことも分からないの?」など、低学歴・高学歴関係なく該当します。

 

7.ホビーハラスメント(ホビハラ)

特定の趣味をもっているだけで気持ち悪がられたり蔑視すること。

パーソナルハラスメントの趣味のみの場合と言えるでしょう。

他人に自分の趣味を押し付けたり強要したりすることも該当します。

 

8.プレゼントハラスメント(プレハラ)

ありがた迷惑なプレゼントを相手の気持ちや趣味趣向を考えずに渡すこと。

こちらは山科ティナさんが公開しているWEB漫画から話題になったものです。

上司から貰った本は読まなければいけない…など良かれと思って相手に渡したプレゼントが相手の精神的負担になっている場合があります。

匂いや音に関するハラスメント

匂い ハラスメント

1.スモークハラスメント(スモハラ)

職場においてタバコを吸わない人が受動喫煙により肉体的、精神的な苦痛を被ること。

非喫煙者に喫煙を強要することや、喫煙者のたばこを吸う時間が長すぎることも休憩時間に差が出てしまうことからスモークハラスメントに該当します。

 

2.スメルハラスメント(スメハラ)

においにより周囲を不快にさせる行為のこと。

体臭・口臭・加齢臭・香水・柔軟剤・たばこ臭など匂いの種類は様々です。

本来良い香りをさせようと香らせている香水や柔軟剤でも相手が不快に思えばスメハラに該当します。

 

3.音ハラスメント(オトハラ)

職場などで不快な音を立てる行為のこと。

本人に自覚がなく、悪意もない場合殆どですが、乱雑にキーボードを叩く音や舌打ちや溜息、鼻をすする音や笑い声などが挙げられています。

インターネットやSNSに関するハラスメント

インターネット SNS ハラスメント

1.ソーシャルハラスメント(ソーハラ)

ソーシャルネットワークを利用した嫌がらせ行為のことで具体的には、SNSでのつながりを求めることや投稿へコメントを強要すること。

 

2.エレクトロニックハラスメント(エレハラ)

電磁波や超音波による嫌がらせのこと。

デスクトップパソコンやオフィス複合機、電源タップなど、職場には電磁波の発生源が多くあります。

電磁波の刺激に対して過敏な体質のある従業員がいる場合は席替えや専門家に調査を依頼するなど対策を取らなければエレクトロニックハラスメントになる可能性があります。

 

3.フォトハラスメント(フォトハラ)

許可を得ずに他人をカメラなどで撮影したり、撮影した写真などを相手の許可を得ずにSNS上などに投稿・公開するなど写真にまつわる迷惑行為のこと。

 

4.ロケーションハラスメント(ロケハラ)

スマートフォンなどの位置情報サービスを悪用したり他人を監視したりプライバシーを侵害したりすること。

 

5.デジタルハラスメント(デジハラ)

PCやタブレット、スマートフォンなどのデジタルなものに関する嫌がらせのこと。

SNSのプライベートを職場の人に監視される事や、業務時間外に仕事に関するメールの通知が来るなどが該当します。

 

6.オンラインハラスメント(オンハラ)

インターネト上で他人に嫌がらせなど迷惑行為を行うこと。

SNSなどで他人の誹謗中傷をしたり、他人を脅迫したりする行為のことで、リモートワークの普及により発生するようになったリモートハラスメント(リモハラ)もオンラインハラスメントの代表例です。

介護や医療・病気に関するハラスメント

医療 介護 ハラスメント

1.ドクターハラスメント(ドクハラ)

医師が患者に対して心ない言葉を投げかけ、思いやりのない態度を取ったり嫌がらせをすること。

 

2.ケアハラスメント(ケアハラ)

働きながら介護を行う人に対して行われる嫌がらせや、不利益を与える行為のこと。

 

3.ペイシェントハラスメント(ペイハラ)

患者よる医師や看護師などの医療従事者への自己中心的で理不尽な要求や嫌がらせのこと。

 

4.シルバーハラスメント(シルハラ)

介護が必要な高齢者に対する身体的・精神的嫌がらせのこと。

 

5.インフルエンザハラスメント(インハラ)

名前の通りインフルエンザに関する嫌がらせの事です。

インフルエンザに感染した人に嫌味や不快になる発言をする事や、インフルエンザが完治していないのに出社する人の事を差す2パターンがあります。

 

6.コロナハラスメント(コロハラ)

最近発生した言葉で新型コロナウイルスに関する嫌がらせのこと。

風邪で咳をしているだでコロナウイルスの感染を疑われる、感染者が発生した団体に所属する人に対する差別や偏見などが代表例となっております。

まとめ

一度は耳にしたことがあるものもあれば今回初めて聞くようなものもあったかと思います。

自分は冗談のつもりや普通だと思っている何気ない言動も相手が不快に感じることでハラスメントになり得ます。

自分がハラスメントの加害者と被害者にならないように、正しい知識を身に着けお互いを尊重していける関係性を築くことが大切でしょう。